ユースキン製薬のうるおいエイジングケアプログラム

施術マイスターが語る 健康コラム

第4回

「五月病かな?」と思ったら・・・

今回は「五月病」についてお話ししたいと思います。この時期、何か体調もしくは気分的に優れないという方が多いのではないでしょうか?これはもしかしたら「五月病」と言われるものかもしれません。
「五月病」は、4月に入社した新入社員や配属が変わったりした方が、1ヶ月ほど経ったこの時期に症状があらわれると言われています。「仕事についての緊張感」「このままこの職場で働いていていいのだろうか?」いろいろ考えられる事はあるのではないでしょうか。

「五月病」は一般的には「適応障害」と言われています。特に理想と現実のギャップを感じるとき、矛盾が見えてきた時など、それに適応するのにストレスが生じる傾向があります。この不安から、「夜なかなか寝付けない」「朝起きられない」「会社に行くのが億劫」となってきます。また、特に見た目的には職場に変化があったわけではないのに、「最近気分が優れない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この対策として、二つの対策があります。

 

 

一つは「ストレス管理」です。そのためにはまず「ストレスを知る事」です。
ストレスと聞くと、「精神的ストレス」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。実はストレスとは精神的なものだけではないのです。お薬や食品添加物は口から入るストレスになりますし、寒さや暑さ・湿度等もストレスになります。姿勢が悪いのもストレスになります。つまりこれらいろいろな形のストレスが積み重なって、あなた自身のストレスとなるのです。
また「五月病」の場合は、「職場環境での精神的ストレス」が主原因であるかもしれませんが、その他あなたにかかっているストレスは無数に存在するのです。確かに探し出すのにご自身では難しいこともあるかもしれません。ただ元々見えないストレスもかかっているわけですから、それを一つずつでもいいので、要因を排除していくのです。

二つ目は「バイオリズム」です。ここでは簡単なお話をしたいと思います。
人には波があります。調子がいいときは「波に乗っている感じ」がしますし、逆に下がっているときもあると思います。ここで認識して欲しいことは、「誰も波が存在する」ということです。今年のイチロー選手が分かりやすい例です。イチロー選手はいつもヒットを打っている感じがしますが、今年のシーズンが開幕してからしばらくヒットが出ず、打率も1割を切っていたのです。でも4月末から打ち始め、ここ5試合の打率が3割を超えてきたそうです。
ここで行なって欲しい事として、「何か調子が悪いなあ」というときは、「無理して上げようとしない」ということです。「現状維持を保つ」くらいの気持ちを持つことなのです。そうするだけで、気分的にもラクになりますし、意識が変わるのでストレスも軽減してきます。

プロフィール

小林 篤史

柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師

小林 篤史

一般社団法人日本施術マイスター養成協会代表理事
宮前まちの整骨院
http://www.machino119.com
日本初の猫背矯正専門治療院
「V-Style(ヴィスタイル)」
http://www.v-style.me

神奈川県横浜市出身。高校時代、横浜商業高校にてプロ野球選手を目指していたが、腰痛など度重なる故障により挫折。その中で日々の健康管理の重要性を感じ、日本大学文理学部体育学科に進学、トレーニング理論、機能解剖学を専攻した。卒業後、某フィットネスクラブにて指導にあたった後、治療家への門を叩くカイロプラクティックのD.C.、冷え症治療の第一人者、顎関節治療の専門家など、いろいろな先生に師事した。整形外科、整骨院、整体院、鍼灸マッサージ院などの勤務経験を積み、2006年川崎市宮前区に「宮前まちの整骨院・宮前まちの鍼灸マッサージ院」を開院した。以後「ビオラ整骨院グループ」を設立し、整骨院3院を経営。健康講座など地域への活動も行っている。また、治療家向けセミナーも開催し、後進の育成にも力を注いでいる。
※ドクター・オブ・カイロプラクティック

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